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NOAH NEWS|池袋店

【池袋店】元キーボーディストスタッフが教える! レンタルシンセサイザーの選び方!

2021.10.26

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以前、ネットニュースでこんな記事を見かけました。

 

「ピアノなどの楽器は、10歳まで学んだ後に辞める人が多く、子供時代にピアノを学んでいた層がコロナ禍で戻ってきているケースが多い。」

 

...もしかするとこの記事を読まれている方の中にもいらっしゃるのではないでしょうか。

音楽が好きで機会があれば楽器にも触れてみたい!という方。

少しだけならピアノが弾けるけど、生のピアノを気持ちよく弾けるほどのスキルはないという方。

 

そんな方々にぴったりなのがシンセサイザーという楽器です。

もちろんスキルがあるに越したことはないですが、リードシンセの鋭い音色を使えば、単音でもカッコいいプレイングができます。

 

さて、池袋店でレンタルしているシンセサイザーは4種類。種類は多くありませんが各メーカーの看板となるモデルをご用意しております。

まずは鍵盤数や機能の特徴などを添えながら紹介していきます。

Roland JUNO-Di(220-/h)

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シンセサイザー三大メーカーのうちのひとつ、Rolandのシンセの中でも特にメジャーの、初心者向けモデル。

直感的な操作感と高クオリティの音色が特徴。シンセ選びに困ったらとりあえずコレ!

 
YAMAHA MOTIF XF6(220-/h)

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シンセサイザー三大メーカーのうちのひとつであり、言わずと知れたピアノの王様、YAMAHAが出しているシンセサイザー。

アコースティック楽器メーカーならではのノウハウを活かした深みのあるピアノやエレピの音色が特徴。操作感や機能からみると、ライブよりも楽曲制作に向いたシンセといえます。

 
KORG KROME EX(220-/h)

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シンセサイザー三大メーカーの最後の一角、KORGの定番「KROME」シリーズの改良モデル。

大きなタッチパネルと鋭く尖ったシンセの音色が特徴。シーケンサー機能が非常に優秀で、DAWソフトにだけ特化したPCといっても過言ではないのでしょうか。

 
Clavia nord electro5D 73(220-/h)

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シンセ三大メーカーに勝るとも劣らない、知る人ぞ知るオシャレシンセことnord。

鮮やかな赤のボディが特徴的で、写真からはわかりづらいですが、オルガンの音作りをするフェーダーがついており、本物のオルガンと近い感覚で音作りができます。数々のミュージシャンが愛用するnordのelectroシリーズ73鍵モデルです。

 

さて、池袋店のシンセの紹介が済んだところで、色々な視点から比較をしていきたいと思います。

電子ピアノ、シンセ共に比較する上で重要になってくるポイントは以下の4点。

  • 鍵盤数
  • タッチ感
  • 音色
  • 操作感

それぞれ比較してみましょう。

 
鍵盤数

シンセサイザーにおける鍵盤数は少ないものから25鍵、多いもので88鍵などモデルによってさまざま。

ステージキーボードとして考えた場合、最もポピュラーな鍵盤数は61鍵。持ち運びも楽でピアノプレイにも適しているため、ノアのシンセサイザーも61鍵を採用しているものがほとんどです。

Roland

61

YAMAHA

61

KORG

61

Clavia

73

ここで注目するべきはなんといってもnordの73鍵でしょう。73鍵のシンセの使用感としては、「痒い所に手が届く」という感想です。

多くのシンセサイザーにはオクターブを変更する機能が搭載されており、実質的に出せない高さの音はないのですが、オクターブを変更することなく、それでいて61鍵ではカバーしきれない音域をストレスなく弾けると、非常に気持ちの良いプレイングが実現できます。

 
タッチ感

鍵盤系の楽器において一番大事ともいえる鍵盤のタッチ感。キーボードについてよくご存じでない方にとっては全部同じようにも感じられますが、実はメーカーによって多くの趣向が凝らされています。

Roland

ベロシティー対応

YAMAHA

FSX鍵盤

KORG

ナチュラル・タッチ・セミ・ウェイテッド鍵盤(ベロシティ対応・アフタータッチ非対応)

Clavia

セミウェイテッド鍵盤

シンセサイザーという楽器は鍵盤を押し込むことによって信号が伝わり、それに対応した音が流れる、という仕組みとなっていますが、鍵盤の種類によっては押し込む深さや速さによって音が変わるものがあります。

(簡単に言えば、鍵盤を優しく押せば小さな音に、強く押せば大きな音になる、というわけです。生の楽器であれば当然のようにも感じられますが、シンセサイザーにおいては各メーカーの精密な調整によってそれが再現されているのです。)

 

JUNO DiとKROME EXに関しては、非常に似ていますが、若干JUNOのほうが鍵盤からの跳ね返りが強いように感じました。

YAMAHAはメーカー独自の非常に長い名称の鍵盤を採用していますが、触り心地としてはJUNOやKROMEよりも厚みがあり、重みもありますが、ピアノタッチよりは軽いという、とってもちょうど良いタッチ感です。

そして、nordに関しては池袋店のシンセサイザーの中で唯一、厚みがある鍵盤を採用しています。所謂ピアノタッチと呼ばれる鍵盤で、ピアノプレイ、オルガン、エレピのプレイングに適しているといえます。

 

鍵盤の重さを比較すると

KORG<Roland<YAMAHA<Claiva

という順になります。タッチ感に関しては重たければよい、というわけではないので、お好みのタッチ感を探してみてください!

 
音色

音自体のクオリティやプリセット(あらかじめ内蔵されている音色)の種類、エフェクトなど、メーカーの個性が一番出るといっても良いほどに多種多様なものが用意されています。

プリセットの種類が多ければいいシンセというわけではなく、好みの音ができるまで音作りに拘れば、プリセットにないあなただけの音が作れます。ここでは、比較対象として私が感じたシンセごとの得意分野を挙げていきます。

Roland

万能型。生楽器の再現度も高く、シンセの音作りも気軽に楽しめる。

YAMAHA

各楽器のクオリティが高い。アルペジオが豊富で楽曲制作が気軽にできる。

KORG

ハイクオリティなピアノの音色と唯一無二の鋭いリードシンセが武器。

Clavia

オルガン、エレピの音が特に良く、音作りも自由自在に行える。

 

池袋店で取り扱っているシンセサイザーはどれも音のクオリティが高く、どれを選んでも失敗することはありません。

しかし、先述したように得意分野が異なってくるため、いろんな種類の音を出して気軽に楽しみたい! ということであれば「Roland」、バキバキのリードシンセでカッコよくキメたい! ということであれば「KORG」、お洒落なエレピに酔いたい、流れるようなオルガンプレイがしたい! ということであれば「nord」、豊富なアルペジェーターを使って楽しくプレイしたい! ということであれば「YAMAHAなど、自分のやりたいプレイングに応じて選ぶのがよいでしょう。

 
使用感

ここでの使用感という言葉は、任意の音を呼び出しやすい、直感的に音作りがおこなえる、という意味をあらわすことを前提とし、私自身が操作したうえでの使用感を星5つで評価しました。

結果は下記のとおりです。

Roland

★★★★★

YAMAHA

★★☆☆☆

KORG

★★★★☆

Clavia

★★★☆☆

 

堂々の1位は何といってもRoland JUNO-Di。カテゴリが振られたボタンをタップして、ダイヤルを回すだけで豊富な種類の音色がすぐに呼び出せます。

2位はKORG KROME EXです。大きなタッチパネルが特徴的で、操作感としては非常にスムーズですが、表記がすべて英語表記となっているという点で、日本の方にすすめることを考慮して星4つです。

YAMAHA、Claviaに関してはつまみやボタンが多く、使い慣れてからの操作においては群を抜いていますが、レンタル機材ということを考えると困惑される方もいるのではないかということでこの点数です。

 

いかがだったでしょうか。

シンセサイザーについて語れる場ということでついつい熱が入ってしまいましたが...

シンセサイザーとは、ただ単に"持ち運びができるピアノ"ではなく、さまざまな機能を搭載した楽曲に欠かせない存在ということを知っていただければ幸いです。

 

この記事を読んで興味が湧いた方がいらっしゃいましたら、ぜひ池袋店のシンセサイザーをレンタルしてみてください!

 
サウンドスタジオノア 池袋店

TEL:03-5951-8400

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